MQL4のWindowFindとMQL5のChartWindowFindの違いを解説

WindowFind

WindowFindとChartWindowFindの違い

WindowFind(MQL4)では、現在チャートで指定したインジケーターが含まれているサブウィンドウ番号を返しますが、別のチャートに含まれるインジケーターを指定することができませんでした。

しかしChartWindowFind(MQL5)では引数にchart_idが増え、別のチャートに含まれるインジケーターのサブウィンドウも調べることができるようになりました。

WindowFind(MQL4)

現在チャートで、指定したインジケータが含まれているサブウィンドウ番号を返します。

int WindowFind(
string name // インジケータ短縮名
);

 

引数

引数名 初期値 I/O 詳細
name In インジケータ短縮名

 

戻り値

サブウィンドウ番号(失敗の場合は -1 )

 

ChartWindowFind(MQL5)

この関数は指標が描画されるサブウィンドウの数を返します。この関数には 2 つのバージョンがあります。

int ChartWindowFind(
long chart_id, // チャート識別子
string indicator_shortname // インジケータ短縮名
);
int ChartWindowFind();

 

引数

引数名 初期値 I/O 詳細
chart_id In チャート識別子。( 0 は現在のチャート)
indicator_shortname In インジケータ短縮名

戻り値

サブウィンドウ番号(失敗の場合は -1 )

 

MQL4のコードをMQL5でそのまま使うための関数

int WindowFind(string name){
return ChartWindowFind(ChartID(), name);
}

 

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