※バイナリーオプション自動売買システムハイローオートの販売が終了したため、それに付随する機能は現在ご利用いただけません。
目次
連続エントリー防止機能

EAやインジケーターを初めて作るロジックによくある話なのですが、イメージの中ではちゃんと稼働していたのに、実際にロジックを組んでみるとエントリー条件がゆるくて矢印が3~4個連続で出現したり、逆に条件が厳しすぎてまったくエントリーされないという事が起こります。(これは市場環境にも左右されるのである程度仕方のないことではあります)
後者の場合は条件のONOFFや、パラメータをゆるくすることで設定できますが、前者の場合はエントリー条件を絞ると今度はなかなか矢印が表示されなくなり、結局エントリー自体がなくなってしまうということが多々あります。
この場合、大抵追加料金を払ってフィルターを追加してエントリーを絞ることになるのですが、シストレファクトリーで作るインジケーターにはこの連続エントリーを防ぐ機能が標準でついてきます。
連続エントリーを防ぐ設定は2種類

シストレファクトリーで制作したツールには連続エントリー防止設定が2種類ついてきます。両者の違いは下記のとおりですが、基本的には「条件リセット」を選択しておけば問題ありません。
条件リセット・・ロジックの条件をローソクごとに確認し、矢印出現の条件が一度満たさなくなるまでは新しい矢印を出さないようにする設定です。
見送り本数指定・・矢印がでてから◯本分のローソクが経過するまで次の矢印をださない設定です。デフォルトでは「0」になっており、この状態では連続エントリーを許容します。
ATRフィルター
相場の動きが活発かどうかのボラティリティを判断するには、MT4に標準で入っているATRというインジケーターを使うのが便利です。
特に短いゲーム時間ですと、0.1pipsの差が大きく勝敗に関係しますが、相場がまったく動いていない時にロジックがサインをだしてしまうと、何連敗もしてしまう事が多々あります。
そこでシストレファクトリーで制作したEAやインジケーターにはATRが低い時は自動でエントリーを停止するという機能がついてきます。
※ATRとボラティリティの関係についてはこちらの記事を御覧ください。
ATRフィルターの設定方法

こちらはATRフィルターのパラメータ設定画面です。
注意事項としては、ATRフィルターが作動してエントリーしなくても、サインツールの矢印は表示されますので、「エントリー矢印がでているのにエントリーされてない!」とならないように気をつけて下さいね。
ATRが設定値未満のときはシグナルを出さない:この値ですが、通貨や1分足や5分足など時間によって適正数値が全く変わってきます。ですので、お使いのMT4に入っているATR(Average true renge)をチャートに表示させてロジックに合わせるのが良いかと思いますが、例えばドル円での目安を書きますと・・
1分:ATR0.0015 5分:ATR0.003 15分:ATR0.005
あたりが無難な値です。(上記の小数点の位置はお使いのFX業者さんによって異なるようです。その場合下2桁を参考にしてください)
基本的にはMT4のチャートを見ながらご自身で調整して下さい。どんな値にしても設定したことによって勝率が下がってしまうことは稀です。
また、この機能はゲーム時間が長くなると影響は軽微になりますので基本的には5分足以下の取引時に使われるのが良いと思います。また、値を0にするとこの機能はオフの状態となります。
ATRの時間軸:currentは現在表示しているチャートのATRの値を拾います。基本的にはcurrentで問題ありませんが、例えば5分を選びますとチャートに1分足を表示していても、ATRの数字は5分のATRの値を基準にします。
ATRの期間:デフォルトでは14になっていますがお好みで大丈夫です
インジケーターの使い心地に関するパラメータ

通知設定
シグナルが確定したらアラートを出す・・MT4標準機能であるアラートのONOFFです。裁量トレード時にお役立てください。
サイン表示設定
過去のサインを表示させるローソク足本数・・どこまでさかのぼって矢印を表示させるかを設定できます。動作が重いインジケーターはこの数値を低くすれば軽くすることができます。
サインの色・大きさ・・専用ツールがチャート上に残すサインを設定できます。
ハイローオート連携
ハイローオートと連携する・・デフォルトではONになっています。この機能でパラメータの変更やインデックス設定などの手間をはぶいています。ハイローオート以外の自動売買システムを使う場合はここをOFFにしてください。詳細はこちら。
基本的なEAのパラメータ変更はもちろん可能
たまに悪質なEA制作業者であるのですが、制作するインジケーターやEAのパラメータ設定で、テクニカル指標でどの値を取るかが不明だったり、期間指定や移動平均線の種類などを変更できない状態に制作し、納品後に設定を変えるためには追加料金が必要になる事をお客さんに伝えたりする業者がいます。
シストレファクトリーでは各パラメータ設定に関する要項はお客様から直接指定がなくとも、柔軟に変更できるように標準機能としてもちろん実装されます。
移動平均線の基本設定

例えばこちらは移動平均線
標準で4種類の移動平均線が選べます

指標が参照する値をどこを取るかの指定も可能です

ボリンジャーバンドの基本設定


ボリンジャーバンドフィルターのONOFFは「有効」か「無効」かで切り替えができます。もし複数の指標を使っていて全然矢印が出ない時はこちらを無効にして条件をゆるめたりできます。
「期間」は何本分の足の値をとるかですが、デフォルトでは21本分のローソク足を参照しています。こちらはお好みで変更して下さい。
「偏差」は上の画像にもある真ん中の移動平均線を基準として標準偏差が線で表示されています。自動売買の場合、下記の価格定数で指定した値がこの偏差よりも外側にあるかどうかでエントリーするロジックが一般的です。

エンベロープの基本設定

エンベロープは移動平均線を中心としてそこからどれくらい乖離しているかを表示したものです。
ボリンジャーバンドとの違いはボリンジャーバンドは標準偏差を表示して予測をするものでつねに拡大縮小を繰り返しますが、エンベロープは拡大縮小の変化がありません。
自動売買での基本的な使い方は、上の線よりも外側(上側)に値があったら売りエントリー、下の線よりも外側(下側)に値があったら買いエントリーです。

「エンベロープフィルター」の「有効」「無効」でONOFFの切り替えができます。
「移動平均線メソッド」は下記の4種類から選択できます。

「期間」はボリンジャーバンドが21日で計算されるのがスタンダードですが、エンベロープは14日が一般的なようです。ここはお好みで変更して下さい。
「偏差」は通貨の変動幅にもよりますので、通貨を見ながらお好みで変更して下さい。

RSI(Relative Strength Index)の基本設定

RSIは買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標です。
中心を50%と考え、上のチャートですと70以上で買われずぎ(売りエントリー)、30以下で売られすぎ(買いエントリー)となっています。

「RSIフィルター」の「有効」「無効」でONOFFの切り替えができます。
「期間」はデフォルトでは14日ですが、お好みで変更して下さい。
「上ライン」「下ライン」は、他のインジケーターと組み合わせる前提の場合に都合の良い70%と30%にデフォルトでは設定されていますが、単体で使う場合は上80%以上、下20%以下が一般的です。
制作したインジケーターに標準でついてくる便利な機能【自動売買】まとめ


