IB付きのEAやインジケーター配布の注意点
IBとは、開発者が無料でEAやサインインジケーターを配布する時に、利用者に指定したFXブローカーの口座を使ってもらうことで、取引量に応じて開発者にキャッシュバックがはいるシステムです。
利用者はひとまず無料で利用でき、勝てばそのまま使えばいいですし、負ければすぐに使うのを止めればよいです。
そのためIB付きのEAを配布している開発者は、なるべく長く使ってもらうために日々ロジックの改善に努めている方が多いです。
IB付きEAの配布手順
IB付きEAを配布する際の注意点として、開発者が指定したFXブローカーの口座で取引してもらわないとキャッシュバックが発生しないという点です。
IB付きの口座はスプレッドが少し広いので、IB事情に詳しい利用者は指定された口座を開設だけして実際には使わず、スプレッドの狭い他の口座を利用しようとします。
そのため開発者は、配布する際にIB口座以外では動かなくなる「口座縛り」を確実にすることが重要になっています。
◆IB口座縛りの手順◆
1.SNSなどで指定のFXブローカーの口座を開設する条件でIB付きのツールを無料配布する
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2.口座を開設してもらったら、利用者からその口座番号を教えてもらう
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3.FXブローカーに、教えてもらった口座番号が存在するか、配布者のアフィリンクから開設した口座が配布者と紐づいているかを確認する
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4.利用者の口座番号が配布者と紐づいているのを確認できたら、EAに「その口座番号でしか動かない口座縛り」を付けて、利用者に渡す
上記で確実に指定口座を使ってもらうためには3でしっかりと口座開設を確認し、4で縛りをつけることです。
MQLAuthでしたら、管理画面から口座番号を入力すれば縛りは完了です。
コピーソフト対策は?
さてここで、IB付きツールの最大の脅威ともいえるコピーソフトのお話です。
コピーソフトとは、あるMT4の取引を読み取り、別のMT4へ取引をコピーできるソフトです。
どの様に使うかといいますと、コピーソフトをスプレッドの広いIB口座にいれてそこでは最低ロットで取引し、その取引をスプレッドの狭い口座へコピーをして普通のロットで取引する手口です。
開発者へのキャッシュバックは取引量に応じて決まりますので、このコピーソフトを使われてしまうと最低ロットでのキャッシュバックしか発生しません。
ではこの場合どのように対策するのかといいますと、取引ロット数は通常、IB契約しているFXブローカーのサイトやメールで確認することができます。
そこで定期的にチェックし、最低ロットでの取引を1ヶ月以上している口座見つけましたら、MQLAuthシステムの個別メッセージ機能などで警告を出すのがおすすめです。
それでも改善されない場合は遠隔で停止ができるのがMQLAuthシステムの強みです。
IB付きのEA参考サイト
MQLAuthを使ってIB付きのEAを配布されているサイトさんの記事もご紹介しておきますね
※サイト管理人様の許可を得てご案内しています。
利用者がIB口座を開設して連絡するまでの手順は自動化されてるので、試しに申し込んでみても良いですよ、と許可をいただいていますのでお試し下さい。