EA制作代行の料金相場は?費用が変わるポイントを解説
MT5 EAの制作を依頼するときに気になるのが、「どのくらいの費用がかかるのか」「何を追加すると料金が上がるのか」という点です。

EA制作は数万円で作れる場合もあると聞きますが、見積もりが高くなるのはどんなときですか?

売買条件の数だけでなく、半裁量の操作、カスタムインジケーターの利用、チャート上の表示、テスト範囲によって作業量が変わります。完成形が決まっているなら、最初にまとめて相談した方が総額を抑えやすい場合もあります。
MT5 EA制作の料金は、単に「エントリー条件を書くだけ」の費用では決まりません。実際には、売買条件を組み合わせたときの動作確認、MT5上での注文処理、パラメーター、テストなども含めて見積もりを出します。
- MT5 EA制作代行の料金相場の考え方
- テクニカル指標や判定条件で費用が変わる理由
- 勝率計算・半裁量・カスタムインジケーター利用時の注意点
- 販売用EAの画面表示を作り込む場合の費用差
- 後から機能を追加すると総額が上がりやすい理由
MT5 EA制作代行の料金相場
MT5 EA制作代行の料金相場は、売買条件が少なく、仕様が明確なEAであれば数万円台から検討されることがあります。
一方で、複数のテクニカル指標、ロット管理、時間制限、スプレッド制限、追加エントリー、半裁量機能などを組み合わせると、10万円台以上になることもあります。
カスタムインジケーターとの連携、複雑な注文管理、勝率計算、チャート上の操作パネルなどを含める場合は、内容を確認してからの個別見積になるケースが一般的です。
料金相場を見るときの考え方
- 売買条件が少なく、仕様が明確なEA:数万円台から
- 複数のテクニカル・資金管理・取引制限を組み合わせるEA:10万円台以上になることがある
- 半裁量・カスタムインジケーター・画面操作を含むEA:個別見積になりやすい
同じ「移動平均線を使うEA」でも、クロスだけを条件にするのか、RSI・上位足・取引時間・スプレッド・複利ロットまで組み合わせるのかで、制作とテストの範囲は変わります。
MT5 EAの制作費が変わる6つのポイント
1.テクニカル指標・判定条件の数
テクニカル指標や売買条件を追加すると、コード量だけでなく、確認する組み合わせも増えます。
たとえば移動平均線だけでエントリーするEAと、移動平均線・RSI・ボリンジャーバンド・上位足トレンド・取引時間を組み合わせるEAでは、条件が成立する順番や、条件が一部だけ外れたときの動作まで確認する必要があります。
また、「すべての条件がそろったらエントリーする」のか、「どれか一つを満たしたらエントリーする」のかによっても、EAの動きは変わります。
テクニカルを一つ追加するだけに見えても、テストするパターンが増えるため、料金が上がる場合があります。
2.勝率計算や半裁量トレードの機能
勝率を計算・表示する機能や、利用者の操作を途中に挟む半裁量トレードは、通常の自動売買EAより確認事項が増えやすい仕様です。
半裁量EAでは、「どこから自動で注文するのか」「手動で決済したポジションをどう扱うのか」「MT5再起動後にどの状態から処理を再開するのか」などを決める必要があります。
勝率計算・半裁量機能の追加費用目安
勝率計算や半裁量トレードを前提とする場合は、基本的な自動売買EAに加えて+16,500円〜となります。実際の費用は、表示内容や手動操作の範囲によって変わります。
3.カスタムインジケーターを読み込むか
既存のカスタムインジケーターを読み込み、そのサインや数値を使ってEAを動かす場合は、内容を確認してからの見積もりになります。
確認するのは、EAから必要な数値を取得できるか、どのバッファーを読むのか、インジケーターのサインがいつ確定するのか、ソースコードがあるかなどです。
チャート上で矢印が見えていても、EA側からその矢印情報を取得できるとは限りません。カスタムインジケーターを使う場合は、ファイルやチャート画像を確認したうえで対応可否を判断します。
ex5ファイルしかないEAは改造できる?ソースコードとの違いを見る
4.チャート上の見た目・操作画面
MT5チャート上にボタン、パネル、勝率表示、稼働状況、ポジション情報などを表示する場合も、制作費に影響します。
MQL5では、チャート上のオブジェクトを使った画面表示は、売買条件だけを実装する場合より確認項目が増えやすい部分です。
画面サイズの変更、チャートの切り替え、MT5再起動後の表示、ボタン操作後の状態なども確認する必要があります。販売用EAとして見た目を作り込み、操作画面を派手にするほど料金は上がる傾向があります。
5.テストする通貨ペア・時間足・取引条件
対応する通貨ペアや時間足が増えるほど、テスト範囲も広がります。
特定の通貨ペア・1時間足だけで使うEAと、複数通貨ペア・複数時間足で動かすEAでは、確認する条件が異なります。
取引時間、曜日、スプレッド、最大ポジション数、追加エントリーなども、組み合わせた状態で想定どおり動くかを確認する必要があります。
6.最初にまとめて作るか、後から追加するか
最初は必要最低限の機能で作り、運用しながら追加する進め方もできます。初回費用を抑えやすく、実際に使ってから必要な機能を判断できる点がメリットです。
ただし、後から機能を追加する場合は、その都度既存EAとの影響確認と再テストが必要になります。最初にまとめてテストできない分、最終的な合計費用は高くなりやすいです。
見積もり前に整理しておきたい内容
料金を正確に確認するには、EAに必要な機能をすべて専門用語で説明する必要はありません。現時点で決まっていることと、まだ迷っていることを分けて伝えるだけでも見積もりを進めやすくなります。
- 買い・売りのエントリー条件
- 決済条件、損切り、利益確定の考え方
- 使いたいテクニカル指標と設定値
- ロット、最大ポジション数、追加エントリーの有無
- 取引したい通貨ペア・時間足・時間帯
- 勝率計算や半裁量操作を入れるか
- カスタムインジケーターを使うか
- チャート上に表示したいボタンや情報があるか
- 今回必要な機能と、将来追加したい機能
依頼前に仕様を整理する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
MT5 EA制作について相談する
シストレファクトリーでは、売買ロジックの自動化、ロット管理、時間制限、スプレッド制限、半裁量機能、カスタムインジケーター連携など、用途に合わせたMT5 EA制作に対応しています。
売買ルールが完全に固まっていない場合でも、チャート画像や現在使っているインジケーター、トレードルールのメモがあれば内容を確認できます。
相談から納品までの進め方は、以下の記事をご覧ください。
よくある質問
シンプルなEAなら費用を抑えられますか?
売買条件が明確で、テクニカル指標や例外処理が少ないEAは、比較的費用を抑えやすくなります。ただし、ロット管理、時間制限、追加エントリー、通知などを追加すると見積もりは変わります。
半裁量のEAは作れますか?
制作可能です。ただし、手動操作と自動処理を組み合わせるEAは、注文の扱いや再起動後の状態などを細かく決める必要があります。通常の自動売買EAより料金が上がる場合があります。
カスタムインジケーターを使ったEAも作れますか?
インジケーターの仕様によって異なります。EAから必要な値を読み取れるか、サインが確定するタイミングはどうか、ソースコードの有無などを確認したうえで判断します。
最初に小さく作って、後から機能を追加できますか?
可能です。初回費用を抑えやすい一方、機能を追加するたびに既存EAとの影響確認や再テストが必要になります。最初から必要な機能が決まっている場合は、まとめて制作した方が総額を抑えられることがあります。
まとめ
MT5 EA制作代行の料金は、条件が少ないEAであれば数万円台から検討できますが、追加する機能やテスト範囲によって費用は変わります。
- テクニカル指標や判定条件が増えるほど、テストの組み合わせも増える
- 勝率計算・半裁量・カスタムインジケーター連携は追加費用が発生しやすい
- チャート上のボタンやパネルなど、見た目を作り込むほど費用は上がりやすい
- 後から追加するより、完成形が決まっている場合は最初にまとめて作る方が総額を抑えやすい
料金だけで比較するのではなく、どこまでの機能・テスト・修正対応が見積もりに含まれているかも確認したうえで、依頼先を選ぶことが大切です。